つながろう、たたかう世界の先住民!

国際シンポジウム2023「先住権としての川でサケを獲る権利」報告集

世界の先住民が集い、語り合った─自らの海と森と川とのつながりを、紡がれてきた物語を……
アメリカのサーモンピープルとの交流で先住権について学んだラポロアイヌネイションは、その後、地元の浦幌十勝川でのサケの捕獲権を認めるよう国に訴えてきました。
そして2023年5月、そのラポロの地、北海道は十勝平野の南端の小さな町 浦幌町で 国際シンポジウム・先住民の集いを開催。台湾・オーストラリア・アメリカ・カナダ・フィンランドからの参加者たちは、自らの知識や経験を語り、共有し、共に闘う仲間を世界中に見つけたのです。
──このシンポジウムはラポロの人々やアイヌ民族が先住権としての漁業権について国際的な状況を把握するために企画し、それに各地の先住民族が答える形で成立させた真に先住民族が主催したシンポジウムであった。
(「あとがき」より 北大GSI 代表 加藤博文)

つながろう、たたかう世界の先住民! 国際シンポジウム2023「先住権としての川でサケを獲る権利」報告集

【主な内容】
・ゲスト講演8本(日本語・英語・一部中国語)/車座トーク
・日本外国特派員協会による記者会見(日本語・英語)
・2023ラポロ宣言(日本語・英語・中国語) ほか

発行日:2024年1月27日
発行:ラポロアイヌネイション/北大開示文書研究会/
   北海道大学先住民・文化的多様性研究グローバルステーション(GSI)
発売:かりん舎

A5判/(縦210×横148mm)
280頁(表紙:カラー8頁 本文:モノクロ272頁)
ISBN978-4-902591-53-8 C0036
価格:1,980円

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